◼︎石丸幹二のCHANGE「卒業することによって、映像や歌の世界にも飛び込んでいくことができる」

田中「そのシーンの時に真壁がキッチンに立っている後ろ姿が映るんだけど、それがとても警察官っぽいんですよ。シュッとしていて、立ち姿からもう警察官になっていましたね。隙がなくて仕事に生きている人なんだけど、不器用で自分の生活を少し犠牲にしている人独特の何かを感じました」

石丸「あと、娘に時計を渡すシーンも良かったなぁ。あそこでいろんな表情をされているじゃないですか。顔だけでとても深い演技をしているなと感じました」

–––では最後に、媒体名の「THE CHANGE」にかけまして、ご自身にとって「CHANGE(変化・転機)」と思う出来事を教えてください。

天海「私はやっぱり17歳の時に宝塚に入ったことですね。自分で一歩を踏み出したことで、たぶん私の人生は大きく変わっていったと思っています。高校も中退して、10代で家を出たことは、今振り返っても自分の人生で一番大きな決断だったかもしれないです。その時の決断がなかったら、私はきっと今この仕事をしていないかもしれないし、ここにいなかったかなと思います。どうにかしてこのお仕事をしたかもしれないですけど、ルートは変わっていると思うので、その最初の大きな一歩だったと思います」

石丸「僕は劇団四季をやめた時ですね。四季には17年間在籍していたので、それまではある意味、舞台の仕事しかやっていなかったんです。そこから卒業することによって、映像や歌の世界にも飛び込んでいくことができるなと思い、いわゆる “CHANGE”することによってもう一段、飛び上がろうとしたんです。もがくこともありましたが、結果としてこういう形で皆さんに会えて、こういう作品に出られることになったので、CHANGEして良かったなと思っていますし、今後もまだ CHANGEとなるポイントは来ると思っています」