2024年11月以来の『THE CHANGE』再登場となる、俳優の風間俊介。ドラマ『監察医 朝顔』シリーズや『silent』で見せた唯一無二の存在感、そして前回からわずか1年半の間に、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演、主演ドラマだけでも3本、さらに映画、舞台、MCと、ジャンルを横断して精力的に活動を続けてきた。常に第一線を走り続ける彼がいま、情熱を燃やしているのが舞台『トランス』だ。日本演劇界に刻まれる名作への挑戦を通じて訪れる、新たなTHE CHANGEとは?【第3回/全5回】

風間俊介 撮影/冨田望 ヘアメイク/清家いずみ スタイリスト/手塚陽介

「今日を頑張るのは、何年かに一度やってくるつらい日のため」と風間俊介は言うが、彼にとっての“つらい日”とは、いったいどんな日なのだろうか。

「“自分に余裕がなくなってしまう日”が、つらいですね。ものごとを多角的に見ることができなくなって、選択肢のバリエーションがなくなってしまう。さらに、そんな自分を俯瞰で見ている自分もいて、“はい、風間俊介余裕がないね。全然ない”と感じている。そんな状態が一番つらいです」

 俳優として、ドラマや映画、舞台に出演し、バラエティにニュース番組でのMC、声優など声の仕事……。目が回るような忙しさのなかで、自分をリセットできるのは旅行だという。

「形として残らないものにお金を使うのが好きなんですよ。食事とか、誰かへのプレゼントとかね。その最たるものが、たぶん旅行なんです。昔、車のCMコピーで『モノより思い出。』っていうのがあったんですけど、まさしく! です」