初共演となる実力派俳優、伊礼彼方について「人としてすごく大きな方だなというのが第一印象」

 一方、初共演となる伊礼については、「人としてすごく大きな方だなというのが第一印象」だという。

「ぼくが話したことをしっかり咀嚼(そしゃく)し、受け止めてくれたうえで“ぼくはこう思う”と返してくれる。だから、もっと話したいと思うし、彼の話が聞きたいと思わせてくれる方ですね」

『トランス』という、コミュニケーションとディスコミュニケーションとが交錯する作品で、この3人が一緒に舞台に立つということだけでも、劇場へ足を運ぶ観客にとっては胸が高鳴る。

「よく“自分らしく”とか“自分探し”とか言うけど、本気で自分と向き合うのって、とんでもなく勇気がいるし、怖いことだと思うんですよ。でも、それでも向き合わなくてはならない瞬間っていうのはあって、自分のイヤなところを認めなくちゃいけないときも、自分を褒(ほ)めてあげなきゃいけないときもある。社会の中で、ひとりぼっちだなと凹むこともある」