甲田まひるは、22歳。小学生のころからオシャレ過ぎるコーディネートがインスタグラムで話題になり、一躍有名に。16歳でジャズピアニストとしてアルバムを発売し、最近ではシンガーソングライターとしてドラマの主題歌を手がけるなどマルチな活躍をしている。Z世代の彼女にとっての人生の「CHANGE」に迫った。【第4回/全5回】

甲田まひる 撮影/川しまゆうこ、ヘアメイク/山口かな子

 22歳にして、シンガーソングライター、ジャズピアニストとしてメジャーデビューした経歴を持ち、俳優としての活動の幅も広げようとしている甲田まひる。12歳のころ、ファッショニスタとしてインスタグラムに彗星のごとく登場して以来、ひとつの領域に縛られない活動をしている彼女の原点とは。

「もともと、ピアノを始めてからジャズに出会うまでは、実はイラストレーターになりたくて、絵をずっと描いてたんですよ。

 そのときに水森亜土さんと宇野亜喜良さんがすごく好きで、水森亜土さんにファンレターを送ったことがあって。手紙に“すごく好きです”って書いて、自分の絵も描いて送ったら水森さんが返信をくださって。