Mリーグでの活躍と麻雀愛。絶望と希望を繰り返し「今、人生が楽しい」
麻雀のおかげで交友関係も広がりました。それこそ伊集院静さんをはじめ、いろいろな方が声をかけてくださって、麻雀はコミュニケーションツールなんだなと再認識します。
先日「大和証券Mリーグ2025-26」で自己最多の9勝目を取りました(1月27日時点)が、ツいてるだけ。運がなければ勝てません。
ファンの方は素直に「8年間待ってたよ」「強い萩原聖人が見たかった」と言ってくれますが、僕は個人の数字をまったく気にしていません。チームが勝てば、それでいいと思っています。
勝ったあとのABEMAのインタビューで「今、すごく人生が楽しい」と答えたことがありますが、単純に勝ったから楽しい、というわけではありません。
いろいろな経験をして生きている中で、麻雀に勝っている今も僕の人生の一部で、俳優業もプライベートも……すべてひっくるめて、今、人生が楽しいんです。
これまで勝てない絶望をずっと味わってきましたが、次の希望にちゃんと向かえるかどうか、というときに、希望って、自分で生み出す希望もあれば、人が照らしてくれる希望もあるし、希望に向かって手が届いたと思ったら次の絶望が来て、また次の希望が来て……と、人生なんてそんなことの繰り返しじゃないですか。
だからこそ、必ず最後は希望で終わりたい、ということは心がけています。
萩原聖人(はぎわら・まさと)
1971年8月21日生まれ、神奈川県出身。1994年、映画『学校』『月はどっちに出ている』『教祖誕生』で日本アカデミー賞新人俳優賞、話題賞(俳優部門)を受賞。『マークスの山』(95)、『CURE』(97)で同賞優秀助演男優賞他を受賞。近年の主な出演作に、『島守の塔』(22)、『海の沈黙』(24)、『栄光のバックホーム』(25)、『ハローマイフレンド』『君が最後に遺した歌』『2126年、海の星をさがして』(26)など。

映画『月の犬』
女が見初めなければ出会わなかった、人生に絶望した二人の男。生きることに絶望した大人たちの挽歌
監督・脚本・編集/横井健司
出演/萩原聖人 深水元基 黒谷友香
現在、シネマート新宿他にて公開中(5月14日まで)。以降、5月23日(土)からは大阪の第七藝術劇場、5月30日(土)からは愛知の シネマスコーレ など、全国で順次公開予定。
©映画『月の犬』製作委員会
©PYRODIVE
公式サイト:https://tsuki-noinu.com/