井上芳雄流“緊張との向き合い方”「不安要素を減らしていくしかない」
——できる、と自分に言い聞かせるのではなく?
「歌詞やセリフをすべて覚えている確信はないし、最後まで滞りなくできる保証もないところでやるのが、お芝居ですから。自分がセリフを忘れるかもしれないし、相手役の人が転ぶかもしれない。緊張するけれど、だからこそおもしろいんだ、とも思います」
俳優でなくても、たとえば学校での発表だったり、会社でのプレゼンだったりで緊張するのが悩みという人も多いが、どうしたら緊張と上手に付き合えるのだろうか。
「自分が何に緊張するのかがわかっていると、対策しやすいと思います。たとえば言いにくいセリフの前に緊張するのであれば、スムーズに言えるまでくり返し練習することで緊張がやわらぐ、とか。そんなふうに、不安要素を減らしていくしかないですね。あとはもう、出たとこ勝負(笑) たとえ失敗したとしても死にはしないと思うしかないです(笑)」