国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのディレクターとして王道ファンタジーの最前線を走ってきた藤澤仁さん。彼がいま総監督として率いるクリエイター集団「第四境界」は、現実と虚構の境界を揺さぶる「日常侵蝕ゲーム」で世間を熱狂させている。 その最新作となるのが、現在発売中のミステリー小説『人の財布〜高畑朋子の場合〜』(双葉社)だ。フリマアプリで誰かの使い古した財布を購入するところから始まる本作は、本に挟み込まれたアイテムを使い、登場人物と実際にメールを交わすことで、読者自身が“当事者”として物語に巻き込まれていく、かつてない「読むARG(代替現実ゲーム)」となっている。 誰もが羨むディレクターの…
- 現実のすべてが表現領域になるからこそ「他人に優しく」
- 『ドラクエX』コラボと、世界に向けたJAPANESE ARG
- 究極のゴールは「隅っこで小説を書いているじいさん」