剛力彩芽

2002年に芸能界デビュー。『セブンティーン』の専属モデルを経て、女優として活躍の幅を広げてきた剛力彩芽。30代を迎え、 実は演じてみたい役柄があるという。撮影裏話から、溺愛中のものまで語ってくれた! 剛力彩芽のTHE CHANGEとは?【第2回/全2回】

 

 昨年、デビュー20周年を迎えた剛力さん、「本当に、あっという間でした。でも、まだまだ、これからだなという感覚もありますよ」と語る。今年8月に31歳になった。

「30代になって、大人の仲間入りした気がするんです。上の方からは、30代なんて、まだまだ若いみたいに見られるんでしょうけど。 やっぱり“もう30か。ちゃんとしなきゃな”って思います」

──しっかり者の印象がありますが……。

「いえいえ。実際、自分より年下の方と仕事する機会が増えてきたので、もっと落ち着いたり、冷静にならなきゃって」

──30代で、やってみたいことは?

「まだ、具体的には固まっていませんね。周りに聞くと、30代が一番楽しかったって、おっしゃる方が多いですけど」

──お芝居で挑戦してみたいことはありますか。

「アクションです。これまで『ガッチャマン』(13年)や『黒執事』(14年)に出演したんですけど、私のアクションシーンは、それほど多くなかったんです。 体を動かすのは好きなので、もっと戦いたいですし、殺陣もやってみたいです」

──恋愛ドラマはどうですか。

「実は、これまで、あまり出たことがないんですよ。恋愛らしい作品っていったら『L♥DK』(14年)ぐらいで、私の中でも、恋愛ものが似合わないのかなって思っているんです」

──そうなんですね。

「パブリック・イメージとして、笑顔な元気キャラが、見ている方に浸透していると思うんです。そんな子が、急に女の子らしく可憐になって、恋にときめいても、イメージが湧くのかなって思っていて。

 皆さんは30代になった私の恋愛ものに、興味を持ってくれるんでしょうか」

──もちろん、見てみたいですよ!

「でも……そういうお芝居をしている自分が、想像つかなかったりもするんですよね」