かまいたちの2人からは非難轟々のツッコミ

「実はその間出ていなかったのに、MCの千鳥とかまいたちがずっとイジってくれていたんです。それでずっと出ているような印象があって。2022年に"また出てください”と声がかかりました」

 そしてほいさんは2022年9月25日放送回で、鬼レンチャンの快挙を達成した。しかし、レベル9~10の女性曲をオクターブ下の声(声のキーを12下げ)で歌ったことで賞金は半額の50万円となった。敵軍であったスタジオのかまいたちの2人からは非難轟々のツッコミが入り、番組はおおいに盛り上がった。
 ここに、いまのほいけんたブームの原点があるという。

「この回で、河村隆一さんの『Glass』を歌ったとき、サビの一番高いところは裏声でも声が出なかったんですよ。”この心はー”のところです。明石家さんまさんの声を出しすぎて高音域がかすれちゃったので。探っていって裏声で出たのが、”この心うー”という発声の仕方でした」

 スタジオのかまいたちから「オカリナが鳴った」「本来はアウト」などクレームが入ったが、ほいさんは悪びれない。

「この3か月後、TM Revolutionさんの『HIGH PRESSURE』にチャレンジしました。これも"カラダがー”なんて高すぎて裏声でやっても出なかったので"カラダがー”の気持ちで”カラダぐぅー”と歌ったんです。
 これもまた”歌詞を変えるな”とか文句を言われたけど、かまいたちの山内(健司)くんが涙を流しながら爆笑して、テーブルの上で転げ回ったわけです。その映像とともに僕の歌が拡散されました」

 動画には「この人、すごくおもしろい!」「落ち込んだときはこれを見ると元気になる」「子どもが真似をしています」などのコメントが殺到。

 そして2023年7月23日放送『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭』(フジテレビ系)への出演が決定。そこで、本家である西川貴教さんと『HIGH 〜』を歌った。それまでは「真面目に挑戦している人に謝れ」「勝手に歌詞を変えるな」という誹謗中傷もあったというが、晴れて本人と共演して公認となったことでネガティブな声はぴたりとなくなった。