高良健吾さんにとっての転機「THE CHANGE」となったドラマ『ごくせん』

「それは、俳優になったことです。俳優になってからずっと変化が続いて、変化だらけの人生です。俳優をやっていること自体が、いちばん自分の人生にいろんな影響を与えていると思っています」

 デビューは2005年、ドラマ『ごくせん 第2シリーズ』(日本テレビ系)での不良生徒役。16歳の秋だったという。

ーー当時のこと、覚えていますか?

「僕のデビュー作なので、もちろん覚えています。演技ということに初めて向き合ったときのことですからね。初めての芝居でした。高架下でのシーンで、セリフは一言だったのですが、もう前日から眠れなくて。

 現場に行ってもどうやって喋っていいかわからないし、“ヤバい、喋れない!”と。恥ずかしさがすごかった。“これに慣れてくるのかなあ”と思いながらやっていましたが、それからも“アレ? 慣れないぞ?”という感じが続きました」

ーー一言のセリフが書いてある台本、どう思いましたか?

「やっぱり嬉しかったです、“僕の初めてのセリフが書いてある!”みたいな。嬉しかったけど、いざ現場に行ってみたら、“うわあ……こんなに緊張するんだ”と。自分にカメラを向けられた経験もほんとうに初めてのことだったので」