丹波哲郎と共演「おいしいすき焼きをたくさん食べられたので、幸せでした」

 映画『ノストラダムスの大予言』は、丹波哲郎さんの印象が強いですね。すき焼きを食べるシーンで丹波さんも私も長いセリフがあったのですが、丹波さんはカンペをあちこち貼られて……。
 それでも覚えきれず、ずいぶん撮影に時間を要しました。でも、おいしいすき焼きをたくさん食べられたので、私は幸せでした。


 当時、まだ20代だったが、菅原文太、勝新太郎、天知茂ら大物俳優との共演も多かった。

 菅原文太さんの人気シリーズ『トラック野郎』には第4作の『トラック野郎・天下御免』に、マドンナ役で出演しました。ヤクザ映画の怖いイメージがあった文太さんですが、実際にお会いすると、笑顔がチャーミングな紳士。私がやっていた合気道(四段)のことをいろいろ聞いてくださったのは、武道に関心があったからかもしれません。

 天地茂は「名探偵・明智小五郎がピッタリでした」 
 

 勝さんとはテレビの『座頭市物語』や『痛快!河内山宗俊』(ともにフジテレビ系)などで共演させていただいて、演技の奥深さを学ばせていただきました。芝居というのは内面、時には心の闇を表現することが大事なんだと、勝さんはよくおっしゃっていました。

 天知茂さんとは『江戸川乱歩の美女シリーズ』(テレビ朝日系)の第6作『妖精の美女』でご一緒させていただきました。実は母が天知さんの大ファン。「あの目がいい」と言っていたのですが、ホントにその通り。渋くて、ダンディ。名探偵・明智小五郎がピッタリでした。

ゆみ・かおる 1950年11月12日、京都府生まれ。中学生のときに、西野バレエ団に入団し、深夜ワイドショー『11PM』(日本テレビ系)に、西野皓三氏が企画・構成・振付をした歌と踊りで出演すると大ブレイク。世間の注目を集め、66年に石原裕次郎の相手役として映画『夜のバラを消せ』で女優デビュー。歌手としても67年のデビュー以来、ヴェネツィア国際音楽祭など、海外の音楽祭で入賞を果たすなど世界の舞台でも活躍する。多くの映画やドラマ、CMなどに出演し、代表作のドラマ『水戸黄門』(TBS系)で演じた女忍者・かげろうお銀の入浴シーンは、同ドラマの看板になった。T157-B86W58H86のスリーサイズはデビュー当時から変わらず。由美かおるが講師を務める「ブリージング(呼吸法)レッスン」などの最新情報はhttps://yumikaoru.com/でチェック。CDアルバム『Jewel Box』も発売中。