初めてテレビで漫才を披露して「史上最低得点」を獲得

 18年の『M-1』で大ブレイクしたトム・ブラウン。しかし、その前に重要な出来事があったという。

布川「同じ年に『にちようチャップリン』(テレビ東京系)に出演して、初めてテレビ番組で合体漫才をやったんです」

『にちようチャップリン』はウッチャンナンチャン内村光良さん(59)が、「若手芸人がテレビでネタ見せできる機会を作りたい」と始めた番組で、ジェラードンなど、後にブレイクする若手芸人が多く出演していた。

布川「今も破られていないんですけど、史上最低得点だったんです。でも千鳥さんがすごく笑ってくれて。あと、まだ一般には有名ではなかった呂布カルマさん(41)が、ツイッター(現・X)で“俺はトム・ブラウンが一番、面白かった”って、言ってくれたんですよ。それが大きかったですね」

『にちようチャップリン』に出演したのが18年の5月で、『M-1』が同年の年末。半年ほどの間に、周りの空気が変わっていったのだという。