子どもが成長したら、本格的に仕事も復活?
仕事もちょこちょこやってはいるものの、まだ幼いお子さんたちは、しょっちゅう風邪をひくそうで、なかなか仕事を入れられないという。
「去年とか3週間に1回は熱を出していたので、予定が本当に何も入れられなくて、なんかもう喋る人もいないし、それだけ熱出してるってことは結構寝れないじゃないですか。だからちょっと落ち着いた日の平日とかは、“寝たい”みたいな感じでした。
でも、下の子ももう2歳になってだいぶ体も強くなったはずだから、今年からはもう少し働くというか、ちょっと外に出ようって思ってるんです。だからおしゃれもしたいんですけど、なかなかでもそんな時間もなくて、しかも昼の子供がいない時間って一瞬で過ぎちゃうんです。何なんだろう。本当に毎日同じ服着てるんですよね(笑)」
病院にもほとんど行ったことがないくらい健康だったという田中だが、母親になってからは子供を連れて何度も病院に行くことになった。
「本当にすぐ熱が出ちゃって、しかも高熱が出ると二人とも“熱性けいれん”の発作を起こしちゃうんです。ここ1年ぐらいは発作が出てないんですけど、去年と一昨年で合わせて何回救急車乗ったんだろうってくらい。自分がいない間になっちゃったらとか考えると怖くて、長時間は出かけられないです」
ようやくコロナが落ち着いてきたものの、熱が出ると預かってくれるところはなく、長時間の仕事は受けづらいという。たまに泊まりロケのオファーももらうそうだが、まだ受けられる状況ではないという。
「これまで何とかやってきてはいるんですけど、どっちかが風邪ひいて熱がある時、どっちかの送り迎えはどうしたらいいんだろうとか。いまのところ朝イチに夫に送ってもらうとかで切り抜けてるんですけど。
親が近くにいるわけでもないので、ちょっと見ててということもできないですし、夫も仕事行っちゃったら自分しかいなくて、かといってそれで上の子を休ませていいのかとか、いろいろ考えてしまって、今後、どうしたらいいんだろうと思ってます。もうそのやりくりが人生最大の危機です。まあでもしょうがないですよね。下の子が小学校になるぐらいまではきついかなと思っています」
最近は『ラヴィット!』(TBS系)にゲスト出演するなど、単発ではあるがTVで見かける機会も増えた。ただ、ママとなったモデル・田中美保の本格復帰はもうちょっと先になりそうだ。子どもたちがもう少し成長するまで、楽しみに待ちたい。
田中美保(たなか みほ)
1983年生まれ。東京都出身。ファッションモデル。小学4年生のときにスカウトされデビュー。『Seventeen』『non-no』『mina』『mini』など人気ファッション誌でモデルとして活躍。そのファッションやヘアスタイルは「美保カジ」「美保ショート」などとも呼ばれ、同世代の女子たちに圧倒的な支持を得る。プライベートでは、2012年、プロサッカー選手の稲本潤一氏と結婚。二人のお子さんを育てながら、現在もモデル、タレントとして活躍中。