好きなアーティスト、プライベートで仲の良い俳優

――どたなか好きなアーティストを教えてください。

「最初に好きになったアーティストは、ワン・ダイレクションさんです。小学校6年生くらいのときかな。それまでずっとJ-POPを聴いていたので結構衝撃でした。友達におススメされて、パフォーマンスも含めてすごくハマりました。そこから洋楽も聴くようになって、ほかのグループやアーティストさんも聴くようになりました。サブリナ・カーペンターさんの曲もすごく好きです」

――ワン・ダイレクションさんは、初めお友達におススメされたとのことですが、子役時代から活躍されている桜田さんが、同業者の方で特に仲良しの方はいますか?

「普段から仲良くさせていただいているのは吉川愛ちゃんです(『純愛ディソナンス』『真夏のシンデレラ』)。仕事場で会って仲良くなったわけではなくて、プライベートで仲良しになったこともあって、自分にとってとても大切な存在ですし、愛ちゃんが頑張っていると自分も頑張ろうって思います」

――普段から一緒に遊びに。

「はい。ショッピングしたりご飯を食べたり。そのときそのときにあったくだらない話とか、一緒に面白い動画を見て笑い合ったりとか。同業者というより、感覚の合う本当にいい友達なんです」

普段特別に仕事の話をするわけではないようだが、それでも互いに気持ちの分かる友達がいるのは、きっと心強いことだろう。

 

桜田ひより(さくらだ・ひより)
2002年12月19日生まれ、千葉県出身。子役からスタートし、14年の『明日、ママがいない』で注目を集める。18年からは雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍し、23年3月に卒業した。近年はドラマ『silent』で高い評価を得る。23年は主演ドラマ『沼る。港区女子高生』『あたりのキッチン』、『家政夫のミタゾノ』のヒロインなどで好演。主な映画出演作に『祈りの幕が下りる時』『男はつらいよ お帰り 寅さん』『おそ松さん』『交換ウソ日記』など。アニメ映画『雄獅少年/ライオン少年』で声優に初挑戦。第47回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。

●作品情報
映画『バジーノイズ』
監督・脚本:風間太樹
原作:むつき潤
脚本:谷口恒平、沖野浩孝
Music concept design:Yaffle
主題歌:清澄 by Takumi Kawanishi
出演:川西拓実、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎、円井わん ほか
(C) むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
配給:ギャガ
5月3日より全国公開