「計画が全て崩れてしまった」その真相とは
ところが、2020年5月の公開予定を前に新型コロナが直撃。公開は5か月延期になり、規模も縮小となってしまった。
「もっとヒットさせたかったですし、たくさんの評判を聞いてみたかった。一也を演じた経験を生かして、陰のある役もできる、大人の俳優になりたいという目標も持っていましたが、そうした計画が全て崩れてしまったんです。2020年はLDHのPERFECT YEARでもあったんですが、対面でのライブもできなくなってしまい、思うように活動できない日々が続いていました」
『小説の神様』の後、恋愛ドラマで大人びた役どころもモノにするようになったが、まだまだ若くて純粋な若者になりきってみたいという思いもある。
「もしできるなら『小説の神様』のスタッフさんを集めてもう一度、あのような青春を何かに懸けた作品を作ってみたいです。それがかなうまではやめられないですね」
(つづく)
佐藤大樹(さとう・たいき)
1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。’14年にEXILEにパフォーマーとして加入し、’17年からはFANTASTICSのリーダーとしても活動を始める。主な出演作にドラマ・映画『HiGH&LOW』(2015~2019)シリーズ、ドラマ『ワイルド・ヒーローズ』(日テレ系)『liar』(毎日放送)、『降り積もれ孤独な死よ』(日テレ系)、映画『4月の君、スピカ』(2019)、『小説の神様 君としか描けない物語』(2020)、『逃走中 THE MOVIE』(2024)などがある。
ヘアメイク:大木利保【CONTINUE】/スタイリスト:平松正啓
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