3rdミニアルバム『Hello:My First Love』がチャート1位に

 そうやって切磋琢磨してきたことで得られた結果が、3rdミニアルバム『Hello:My First Love』の成功だ。これは、The Windにとって大きな“THE CHANGE”だったと6人は振り返った。

パク・ハユチャン「僕らが今回、こうして大好きな日本に来れたのは2024年10月にリリースした3rdミニアルバム『Hello:My First Love』が好調で、日本のWHIZ(The Windのファンネーム)にも感謝を伝えたいと思ったからです。
 この作品で、僕らは初めて音楽配信サイト『Bugs!』のリアルタイムチャートと、音楽番組『ミュージックバング』(KBS2・韓国)で1位を獲得することができました。音楽チャートや音楽番組で1位になることは、デビュー前からの夢でしたので、本当に嬉しかったし、みんなですごく喜びました」

キム・ヒス「本当にそうでしたよね。それまでは周りの方々からの期待を感じていましたし、自分たちでも“1位を獲らなきゃ!”という気持ちが強すぎて、ときにはそれが重くのしかかってきました。ですが、1位になったことでそうした重圧から解放されてすごくのびのびと活動ができるようになり、いまはすごく楽しいです」

チェ・ハンビン「3rdミニアルバムのリリースでショーケースを行ったのですが、そのときに僕は成長を感じることができました。2023年5月の1stミニアルバム『Beginning : The Wind Page』のデビューショーケースでは、ものすごく緊張して固くなってしまい、笑顔をつくることすら難しかったんです。
 でも、『Hello:My First Love』では、マスコミの皆さんやWHIZの皆さんの前でパフォーマンスするときに、みんな余裕をもってできましたし、自分の力を出し切れました。それだけ僕らは精一杯練習してきたので、自信をもってやれたのだと思います」

The  Wind(ざ・うぃんど)
WITH  US  ENTERTAINMENT所属、2023年5月に韓国でデビュー。キム・ヒス、タナトーン、チェ・ハンビン、パク・ハユチャン、アン・チャンウォン、チャン・ヒョンジュンの6人組ボーイズグループ。デビュー時のグループの平均年齢は16歳と若く、「YOUTH+TEEN」をコンセプトに多彩な方法で表現している。3rd Mini Albumのタイトル曲となる『Hello, My First Love』は、デビュー以来初の韓国音楽番組1位を獲得し、今後ますますの活躍が期待される。