「単純ではない高度な技を見せないといけないのかな」
ただ、取材時は稽古の真っ最中。稽古場では少しずつ変化も生まれているそう。
「稽古を進めていく中で、“少し笑いを入れてください”って、ちょっとずつなってきまして、“笑いと芝居のど真ん中を行ってください”って言われたんですけど、これが難しいんですよね(苦笑)。たぶんスタッフの皆さんも稽古が進む中で、笑いも入れたほうがいいだろうな、ってことになってきて。
大阪のお客さんだし、期待されていることも多いので入れましょう、ってなってるんですけど、その“真ん中を行く”というのは簡単じゃなくて。この後、稽古が進む中でどうなるか、大変だなと思いつつ、楽しみも大きいというのが正直な気持ちです」
笑いで突っ走ってきた珠代さんがこの作品で新しい一面を見せてくれるのかもしれない。
「悲しみを背負った喜劇という側面があって、笑ったり泣いたりはしゃいだり泣いたりという感じで、単純ではない高度な技を見せないといけないのかなっていう気はしています。また一つ大きな勉強の場になるのは間違いないですね」
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