妊娠中に腹をくくる

堀井「妊娠中に書いていた日記があるんですけど、悲惨なぐらい自分を責めているんですよ。“ごめんね、ごめんね、こんなママだけどごめんね”って、ひたすらお腹の子に謝っている。“でも、絶対に私が守るからね”って」

 しかし、自分を責めるだけでは終わらなかった。ここからの堀井さんが強い。

堀井「当時は働く女性の出産に対して、まだまだ厳しい時代でしたし、普通にみなさんのお叱りの言葉として受け入れられたんです。そのタイミングがあったから、私は復帰したら取り戻さなきゃとか、会社に戻ったら、会社のための人間になろうと思うようになりましたね」

 そして、復帰後の具体的な計画も立て始める。

堀井「妊娠中にはもう、腹をくくっていました。自分はこれからアナウンサーとして、なにを頑張っていけばいいのか。私は読み、朗読やナレーションをやると。これだったら、TBSで誰にも負けない、一番になりたいと。はっきり意識していましたね」