いまでも、“マロ”の愛称で呼ばれることも
──『おっさんずラブ』があれだけの社会的なムーブメントを起こしたのは、どう受けとめていましたか?
「あんな風になるとは思っていなかったです」
──SNSでファンが作品を盛り上げていく形を作った第一弾といっていい作品ですよね。まさに先駆け。
「そうですよね。ゴールデンタイムではないドラマで、ここまで話題になるとは思っていませんでした。僕のことも、間違いなく『おっさんずラブ』で知ってくれた人が多かったと思います」
──金子さんが演じたマロも、本当に愛されて。最初は変わった子だなと思ったんですけど(笑)、どんどん愛着がわいていきました。今でもマロは愛され続けています。
「いまだに、マロって呼んでくれますからね」
──『おっさんずラブ』のファンは、いまも出演者のみなさんを、例えば「次はマロがこの作品に出る! 見なきゃ!」と推し続けています。「マロの新作だ」と推されることも嬉しいですか?
「嬉しいですよ。間違いなく、僕のターニングポイントといっていい作品です」
