ドラマ特区『年下童貞くんに翻弄されてます』で年下から“翻弄される”性に奔放な女性を演じる森香澄さん。「令和のあざと女王」ともいわれるバラエティでおなじみの「あざとい」キャラクターがドラマにどう生かされているのか? さらに、キャリアの転機となったテレビ東京のアナウンサーから俳優への転身、その決断の背景や思いなどを語っていただきました。子どもの頃の思いなど現在の「森香澄」を形作ったものとは?【第2回/全4回】

森香澄 撮影/有坂政晴 スタイリスト/コバヤシリョウコ ヘアメイク/住本彩

 俳優として、バラエティタレントとして活躍をする森さんもスタートはテレビ東京のアナウンサー。大きな転機「CHANGE」となったのは退社のとき…かと思いきや少しだけ違った。

「やっぱり“CHANGE”と言ったら“テレビ東京を退社したとき”なんだと思うんですけど、でも正確に言うと、退社後の数か月が最大の転機だったかなと思います。その間に出合った仕事たち。数か月の間に初めていただいた仕事と向き合ってる期間が一番の“CHANGE”だったなと思います。
 世間の方に色々と“あざとい”とか、森香澄ってこういう人なんだというイメージがついた期間だったと思うので、人生が変わった時間だったと思います。そこで付いたイメージが今の仕事に繋がっているのは間違いないと思うんです。もちろんそのイメージがずっと続くわけではないと思うので、また改めて“CHANGE”の機会が来るんだろうと思っていますけど、今のところはその期間が一番大きかったです」