AKB48の一期生として活躍後、2012年にグループを卒業。現在はグラビアだけでなく、多方面で活躍中の平嶋夏海。公式ユーチューブ「はしれ!なっちゃんねる」ではサウナ×ツーリングの動画を多数投稿、150万回再生を超える動画も。バイク好きに、お酒好きの彼女に、いろいろと聞いちゃいました!【第2回/全2回】

平嶋夏海 撮影/小島愛子

ーー平嶋さんといえば“バイク女子”として有名で、ユーチューブチャンネル『はしれ! なっちゃんねる【平嶋夏海】』も登録者数が16万人以上と大人気ですね。いつからバイクにハマったんですか。

「もともとはお父さんが大のバイク好きで、子供の頃からツーリングにも連れていってもらっていたんです。だから、ずっとバイクの免許が欲しいと思っていたんですが、10代はアイドルをやっていたのもあって、なかなか教習所にも行けなかったんですね」

ーー確かに、事務所からもバイクなんて危ないからダメと言われそうですね。

「はい。実際、バイクの免許を取りたいと伝えたら、ダメと言われました。それでも20歳のとき、事務所に黙って、こっそり免許を取りましたけどね。今だから言えますが(笑)」

ーーさすが! それぐらい、バイクへの情熱が強かったんですね。

「ただ、免許は取ったものの仕事が忙しくて、なかなか乗れる機会がなかったんです。それが、23歳の頃から、千葉テレビさんの『週刊バイクTV』のアシスタントをやらせてもらうことになって……」

ーー仕事になったとはいえ、ずっとバイクには乗っていなかったんですよね?

「はい。だから最初の頃は、お父さんが撮影についてきて、アドバイスしてくれていたんです。でも、それって、すごくダサいじゃないですか。バイク女子と謳いながら、裏ではお父さんに教えてもらっているって。それに、私自身もまだ危なっかしい乗り方をしていて、スタッフさんからも心配されていたんです。すごく悔しかったんですね」

ーーそれで本格的に練習を始めたんですね。

「はい。お父さんに“うまくなりたい”と言って、教習所で、警察がやっている講習会に通うようになったんです。そこから、お父さんもやっている“モトジムカーナ”というタイムアタック競技にも、挑戦するようにもなりました」