どんなときも、自然体。柔らかく、強く、正直で、愛らしい。吉高由里子の魅力を語ろうとすると、さまざまな言葉が浮かんでくるが、彼女自身が言葉からイメージした“ひとりごと”が1冊の本になった。吉高由里子のTHE CHANGEとは──。【第1回/全3回】

2024年、大河ドラマ『光る君へ』で『源氏物語』を執筆する紫式部を演じながら、吉高由里子は自分自身の言葉を紡いでいた。
自身の誕生日となる2025年7月22日に発売された書籍は、「喰」「演」「夢」「恋」など、テーマになる漢字一文字からイメージするもの、思い出すこと、ひらめいたものを“ひとりごと”としてまとめた1冊で、タイトルは「しらふ」。
「担当編集者の方が提案してくださったタイトルなんですけど、“素のままの吉高由里子”というテーマに合うと思って。漢字について考えているときは、ホントにしらふだったし! あ、でも、挿絵を描いているときは、ちょっとお酒入っちゃってたな。それはまぁ、コントラストということで(笑)」