うらじぬの「演技」もコミュニケーションのひとつ

うらじぬの、ファーストサマーウイカ 撮影/冨田望

 漠然としてて難しいかもしれないですけど、もっと気楽にいろんな方法で人と仲良くなったりとか、意思を伝え合ったりとか、そういうことがもっといっぱいあるんだって思えて、世界が広がったような感じはありました。

 普通の会話っていうスタイルだけじゃなくて、舞台とかドラマの演技だったりとか、
そういった他のこととかもコミュニケーションの方法っていうことに気づきました。

 学生のころとか、コミュニケーションって特に難しくないですか。仲良しのグループとかができてて、世界がもう学校で固まってるから、“ここが正解”みたいなことがあったりするんですけど、“どうやらなんかそうでもないらしい。世界はもっと広いらしい”と思った。自分にとって演劇っていうのは、そのきっかけを与えてくれたような気がします」

 俳優という職業を通して、「コミュニケーション」の認識にCHANGEがおとずれた瞬間を話してくれたうらじさん。それを受けて、ウイカさんは自身がひしひしと感じていることを話してくれた。

ファーストサマーウイカ(以下、ウイカ)「これは職業が、じゃなくてもいいんですよね。これたぶん全人類だと思いますけど、やっぱネットでかいと思うんですよね。特にSNSかな。SNSって、不意に殴られるんですよね。

 うらじさんがコミュニケーションについてお話してたので、せっかくなんでコミュニケーションっていうところを軸に話すとした場合、私も学校の中とかでは一匹狼タイプで、単独行動をしてあまり群れない、というか。