この秋スタートのドラマストリーム『スクープのたまご』で主演する奥山葵。AmazonプライムのCM「ラーメンプログラマー篇」でインパクトを残した注目の俳優だ。演劇学校 アップス・アカデミー在学中の2020年に、BBCとNetflix共同制作のサスペンスドラマ大作「Giri / Haji」に出演、雑誌『SPUR』の表紙にも登場し、話題に。彼女を演技の世界に導いたものは? そして、忘れられない一瞬とは? 【第3回/全3回】

ドラマストリーム『スクープのたまご』で、入社2年目の週刊誌記者・信田日向子を演じる奥山さん。どのような思いで役に向かったのだろう。
「日向子は、最初別の部署で働いていて、ひょんなことから週刊誌の編集部に配属されることになるんですけど、彼女は週刊誌に対してあまり良い印象を持っていないんです。もしかしたら、見ている方と同じ目線からスタートするんじゃないかと思います。皆さんも日向子を通して、物語に入っていただけると思うし、その中で日向子の変化や成長を感じていただけると思います。
この日向子というキャラクターは、すごく外側に向くエネルギーが大きいんです。探究心とか、疑問に思ったことをそのままにしておかないで、突き進んでいくタイプ。そういう姿勢を大事にして演じられたらと思っています」