体を張ったシーンを演じるのも好きです

(c)「スクープのたまご」製作委員会

「どんな出来事に対しても、みんなが悪いって言ってるから駄目なんだとか、この人はこういう人だって言われてるからそうなんだろう、じゃなくて、なんでそうやって言われてるんだろう、と一旦自分を通すという作業を心がけるようになったような気がします。見ている方もちょっとそんなふうに感じていただけたらいいなと思います」

 「別に週刊誌が良いとか悪いとかの結論にたどりつく必要はないと思っているんです」と奥山さん自身が語るように、この物語では、善悪ということでは測れない、まっすぐな週刊誌報道の最前線が描かれる。また一方で、体を張った報道の現場も登場する。

「このあいだ墓地の張り込みのシーンを撮らせていただいたんですけど、けっこう走ったり大変でした。でも、シーンとしては面白いものになってるんじゃないかと思います。体を張ったシーンを演じるのも好きです。ここから先の撮影も楽しみですね」

 今、作品に向き合う思いも、『ハリー・ポッター』を見て、憧れたあの思いと地続きだという。

「離れてるようで地続きです。そういう世界観の中で、自分がイキイキ生きられれば、って思うんです。いかに自分を信じられるか。その思いは持ち続けていたいと思います」

奥山葵(おくやま・あおい)
1999年2月23日生まれ。北海道出身。映画「ハリーポッター」のシリーズへの出演を目標に、女優を志し演劇学校 アップス・アカデミーに入学。在学中、BBCとNetflix制作のオリジナルドラマシリーズのオーディションを受け、主人公ケンゾウの娘・タキ役に選ばれる。2020年に雑誌『SPUR』の表紙に登場し、話題に。AmazonプライムのCM「ラーメンプログラマー篇」では強烈なインパクトを残した。

衣装: ZUCCa (A-net Inc.)

(作品紹介)
TBSドラマストリーム『スクープのたまご』
地上波放送:10月7日(火) スタート 
毎週火曜深夜0:58〜1:28(※放送日によって時間変更の場合あり。一部地域をのぞく)
地上波放送後、TVer、TBS FREEにて1週間見逃し配信
先行配信:9月30日(火)からNetflixにて配信

出演:奥山葵、前原滉、大倉空人(原因は自分にある。)、佐藤友祐、永岡佑、夙川アトム、赤ペン瀧川
原作: 大崎梢『スクープのたまご』(文春文庫)
主題歌: GLIM SPANKY「カメラ アイロニー」(ユニバーサルミュージック)
Ⓒ「スクープのたまご」製作委員会
公式サイト: https://www.tbs.co.jp/scoopnotamago_tbs/