初めての現場はドキドキで
小芝「仕事で会う人は同じ作品を作る仲間だから、ちゃんと距離を詰めて、みんなで楽しくやりたいっていう気持ちがあるんです。最初は無理してやっていましたけど、今では話すのがすごく好きになって、全然、苦ではなくなりましたね」
努力の末に苦ではなくなったと言うが、それでも最初は少し緊張するそうだ。
小芝「初めての現場では、毎回ドキドキしていますね。今回のドラマで共演する成田凌さん(29)と初めて台本読みをしたときも、どんな方なのかなって感じだったんですけど。話をしたらすごくフラットな方で、気を使うこともなくすごく自然に話ができました」
自分のことを人見知りだと言う小芝さん。その根本には、まわりの目を気にしすぎる性格があったようだ。
小芝「私はすごい“気にしい”なんです。こういうこと言って生意気だって思われたら嫌だなとかで、自分の意見もあんまり言えない。我慢して自分の中にタメてしまうタイプで、でもまわりの目が気になるので、やっぱり言えない。
それを少しずつ、自分の意見を言うように心がけて、それができるようにだんだんなって、結果、今はすごく楽ですね。まわりも、なんかこの子っていつも楽しそうだよね、みたいな感じで思ってもらえるので、すぐに打ち解けることもできますし」