初めて会ったときに「この人だ!」って思いました

ーー結婚相談所には、どんな希望を出しましたか?

 この仕事は続けていきたいので、そこを理解してくれる人であることが第一でしたね。くじらさんからも“お笑いをやっていることは隠さずに出していきましょう”と言われて、プロフィール画像は小池都知事のモノマネしてるときの写真にしてました(笑)。

ーー旦那さんとの結婚の決め手は?

「初めて会ったときに“この人だ!”って思いました。話し方や雰囲気、笑顔も全部、“この人じゃないか!?”って心臓がグッとなるときめきがあったんですよね。結婚相談所を介して会うのは5人目だったんですけど、それまでの人のときと全然、違った。今も“この人と結婚してよかったな”と、よく思います。

ーーお笑いには明るくない方だそうですね。

「そうなんです。“麒麟の川島さんが”って話しても“誰?”って言われるぐらいで。でも、私と出会ってから興味を持って、劇場に観に来てくれたり、いろんな動画を見たりしてますね。照れくさくなるぐらい、応援してくれています」

ーー旦那さんと出会って、ネタに何か影響は?

「夫はゲームやアニメのオタクなんですよ。私が『ドラゴンクエスト』の生みの親である堀井雄二さんのモノマネをしてるのを知って、“じゃあ『ガンダム』の富野由悠季監督のモノマネもやってみたら?”って言ってきて。私は富野監督のことを全然知らなかったので、勉強してみました。
 ただ、オーディションに持っていったら“コアすぎて伝わらないよ”って言われちゃって仕事にはなってないんですけど(笑)。でも、一部の人から“そこをやるんだ!? すごいね”って言ってもらいましたね。教えてくれた夫に感謝です。

ーーまだ手垢のついていないものをネタにできると、嬉しいものなんですね。

「嬉しいですね! 単に“似てる”よりも“面白い”と言われるほうが、やっぱり好きです」