ネガティブな自分が嫌になっていたステイホーム中「最近はそういった嫉妬心とかを抱いている自分を愛せるように」
「僕って子どもの頃から誰かと比較しちゃうところがあって。いつもライバルがいたんです。コンプレックスというかネガティブなところがあったんだと思います。幼なじみとかでも、ダンス選抜やオーディションで受かるコたちって、みんなビジュアルがいいコで……、だからそのコには負けないように自分は頑張らなきゃみたいな感じでした」
そんな考え方に変化が現れたのは30歳になった頃だった。
「コロナ禍のステイホーム中に、そういうネガティブな自分がすごく嫌になっていたんです。でも、最近はそういった嫉妬心とかを抱いている自分を愛せるようになってきたんです。今はもっともっと愛せるように、受け入れられるような大人になっていきたいなって思っています」
ネガティブな部分も含めて自分を愛せるようになったと語る加藤さん。この先、40代に向けて、どんな“CHANGE”を考えているのか聞いてみると、意外なほどポジティブな答えを返してくれた。
「この前、『No No Girls』という、ちゃんみなさんがやっているオーディション番組で“芝居やパフォーマンスにネガティブな気持ちを持ち込まないほうがいいよ”って言われていたんです。それを聞いてハッとさせられました。僕はずっと“芝居がうまくないし…”とか“ダンスもそんなに上手じゃないし…”とかって思っていて。自分のネガティブな部分も愛せるようになったけど、人に与えるモノに対してはネガティブにならないようになりたいなって思ったんです。なので、そういったモノを与えられる40代になりたいです!」
加藤諒(かとう・りょう)
1990年2月13日生まれ、静岡県生まれ。O型。身長160cm。10歳のときにバラエティ番組『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)で子役デビュー。以降、主な出演作に、『デトロイト・メタル・シティ』、『金メダル男』、『本能寺ホテル』、『翔んで埼玉』、『おそ松さん』、『ネメシス 黄金螺旋の謎』、『はたらく細胞』などの映画や、『学校のカイダン』、『怪盗 山猫』(ともに日本テレビ系)、『主に、泣いてます』『ルパンの娘』、『ナンバMG5』『嘘解きレトリック』(すべてフジテレビ系)などのドラマがある。舞台化と映画化されたギャグ漫画『パタリロ!』では主人公・パタリロを演じ、その再現度の高さが絶賛された。ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』にも出演を果たした。近作にはNetflix『今際の国のアリス3』、映画『事故物件ゾク 恐い間取り』がある。
【作品情報】
『仮面の忍者 赤影』
毎週日曜日 深夜0:10~0:40 テレビ朝日系にて放映中(*一部地域を除く)
出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS) 木村慧人(FANTASTICS) 加藤諒 山本千尋 勝矢 小野塚勇人 元木聖也 本山力 細田龍之介 柄本時生 忍成修吾/TAKAHIRO(EXILE)
原作:横山光輝
脚本:渡辺雄介
総監督・監督:三池崇史
Ⓒテレビ朝日
公式サイト: https://www.tv-asahi.co.jp/akakage/