コメディからシリアスなものまで幅広い役柄で見る者を魅了し、ドラマ、映画、舞台にCMと、いまや国民的俳優の一人ともいえる多部未華子さん。プライベートでは妻であり母としても日々多忙な生活を送っている多部さんのCHANGEを聞いてみた。【第3回/全3回】

多部未華子 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/中西樹里 スタイリスト/岡村春輝(FJYM inc.)

「いまは毎日が学びです」──

 俳優として、一児の母として「学びの日々を送っている」と話す多部未華子さん。俳優を志すきっかけとなったのは、小学5年生の時に観たミュージカル『アニー』(*)との出会いだった。

「両親が演劇好きだったので、母に連れて行ってもらったんです。単純に、私と同い歳ぐらいの、それこそお友達みたいな感じの子供たちが踊って歌っている姿がすごくキラキラしていて。とても楽しかったんです。それを見て私もやりたいと思いました」

(*)『アニー』は1933年のニューヨークを舞台に11歳の孤児の女の子・アニーが逆境にめげずに前向きに明るく生きる姿を描いたブロードウェイ・ミュージカル。世界各地で上演され続けてきて、これまで3回映画化されており、今夏は日本での上演が40周年を迎えた。

 『アニー』をきっかけに俳優を志すようになった多部さんは、2002年にその夢を実現させ、俳優デビューを果たした。以降、NHKの朝ドラ『つばさ』をはじめ数多くの作品で主演を果たし、俳優として着実にキャリアを積み上げていく。