(3ページ目) 多部未華子が結婚、出産を経て変化したこと「その日やるべきことをやるように心掛けています」多忙な日常の中で大切にしている時間とは？｜オリジナル

ゴロゴロできない環境を作る

「きっかけというのは特にはないんですが、単純に子供を送った後にお迎えまでの時間にやるべきことをこなすということです。一度家に帰ってしまうと、どうしてもダラダラとニュースを見ながらゴロゴロしてしまったりするんですね。なので、カフェに行くことでゴロゴロできない環境を作って、そこに自分を置いて、その日やるべきことをやるように心掛けています」

──その日やるべきこと、とは？

「すごく単純なことです。なんだろう……再配達の電話をしなきゃ、税理士さんに電話しなきゃ、とか（笑）。そういう日々の些細ことです。あとはオファーをいただいた作品の台本を読まなきゃとか。チェックしなきゃいけないことが色々あって、とにかくお迎えまでの３～４時間ですべてをこなすようにしています」

　やることは増えますよね、と多部さんはしみじみと語るが、多部さんのそんな日常を聞いていると、多部さんが主演を務めたドラマ『対岸の家事～これが、私の生きる道！』（ＴＢＳ系)が思い浮かぶ。育児と家事に奮闘する専業主婦を描いた物語だったが、現在の多部さんに重なる部分もある。

「そうですよね」

　そう笑って語ってくれた多部さんの人生、生き方は結婚と出産によって大きな変化を迎えたようだ。

多部未華子（たべ・みかこ）
１９８９年１月２５日生まれ。東京都出身。２００２年に女優デビュー。２００５年公開の映画『ＨＩＮＯＫＩＯ』と『青空のゆくえ』でブルーリボン賞新人賞を受賞。２００９年にＮＨＫ連続テレビ小説『つばさ』のヒロインを務め、２０１０年には『農業少女』で読売演劇大賞女優賞・杉村春子賞、エランドール賞新人賞などを受賞。近年の主な出演作に、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』、『マイファミリー』（ＴＢＳ系）、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『スロウトレイン』、『対岸の家事～これが私の、生きる道！～』（ＴＢＳ系）、映画『空に住む』、『流浪の月』、舞台「ＣＯＣＯＯＮＰＲＯＤＵＣＴＩＯＮ２０２３『シブヤデマタアイマショウ』」、「ＮＯＤＡ・ＭＡＰ第２６回公演『兎、波を走る』」などがある。

【作品情報】
「連続ドラマW　シャドウワーク」
出演：多部未華子　桜井ユキ　川西拓実（JO1）　トリンドル玲奈　上原実矩　須藤理彩　街田しおん　森岡龍　竹財輝之助　石田ひかり　寺島しのぶ
原作：佐野広実
脚本：関久代
監督：山田篤宏
２０２５年１１月２３日（日・祝）より放送・配信スタート
毎週日曜日午後１０時　WOWOWにて放送・配信（全5話）
★初回放送と同時にＹｏｕＴｕｂｅにて第一話無料配信

Ⓒ佐野広実／講談社　Ⓒ2025　WOWOW
公式サイト：　https://www.wowow.co.jp/drama/original/shadowwork/