手がかかる年代は過ぎ、今では子育てに変化「今は自分を育てることに…」

「子育てっていろんな時期があるじゃないですか。その都度こちらも変化が生まれる。
僕の親父っていうのはあんまり子育てに携わらなかった人で、僕にとって父親のモデルケースがないんですよ。だから自分なりに必死にやってます。子供が小さいときは、親として新米だった。今も常に必死で親やってますよ。
 子供も高校生にもなると、もちろん何かの時には手助けするけど、彼も自分で考えるようになってるし、ちょっと距離感を持って見るようになってきたんですね。僕には僕ができることを精いっぱいやっていこうというように変わってきた。それは大きな変化です。自分の仕事にまた集中する。少し視点を自分に戻したという感覚ですね」

 お子さんの成長とともに変化し、今は視点がご自身に戻ってきたという。

「独身のときは自分だけに目を向けてたわけですけど、また今は自分を育てることにちょっと戻した感じですね。でも、そうなってくるとまた、子供との関係性も新しい感じになってくる。逆にちょっと付き合いやすくなってきたなというのは感じています」

 その変化はまた今後、次の変化を生むのだろうか。