2015年、12歳でNMB48へ加入するも、2022年まで“選抜”に入ることができなかったという本郷柚巴さん(22)。だが、その後はグラビアをきっかけに、瞬く間に人気アイドルへと駆け上がった! そして、12月10日には3冊目となる写真集『いつのまに、』(講談社)をリリースし、アマゾンのタレント写真集ランキングで1位に。そんなシンデレラガール本郷さんの“THE CHANGE”に迫った!【第2回/全5回】

本郷柚巴 撮影/河村正和

 今年、デビューから丸10年を迎えた本郷柚巴さん。デビューのきっかけは、2015年に第2回AKB48グループドラフト会議を経てNMB48に加入したことだったが、その前に「山田菜々さんがNMB48を卒業されるタイミングで開催された、『ポスト山田菜々』というオーディションを受けたんです」と振り返る。

「合格者は1人だけだし、“たぶん受からへんやろ”という感じで受けたら、けっこう進んで、気づいたら3次審査まで進むことができたんです。“これはヤバいかも……!”と思いましたが、そこで落ちちゃって、特別賞をいただくことができました」

 同時期、NGT48結成にともない、メンバー募集が発表された。本郷さんは運営から、「NGT48は3次審査から受けられます。もしくは、これから5月10日に開催される第2回AKB48グループドラフト会議の3次審査から受けるか、どちらか選べますよ」と打診され、NMB48を選んだ。そして見事「チームN」1位指名でNMB48に加入したのだった。12歳、憧れを現実にした瞬間だった。「でも……」と本郷さんは続ける。