芸歴40年以上、時代を映し出す作品に出演し続けてきた俳優・小林聡美。そして猫好きな彼女はエッセイストでもあり、歌手活動も行うなど、多芸な人柄も魅力的だ。そしてこの春、昭和の名作ドラマ『岸辺のアルバム』の舞台化により、田島則子役で主演する。昭和・平成・令和と芸能の第一線を駆けてきた小林のTHE CHANGEとは──。【第3回/全5回】
エッセイストとしても活躍してきた、小林聡美の暮らしに欠かせないのが、猫の存在だ。言葉を持たない彼らとの生活は、人間関係における本質的な気づきを与えてくれるという。
「猫は言葉をしゃべらないし、屁理屈を言うこともないですよね。言葉で何かを誤魔化そうとかしないで、ただそこに居てくれるだけです。言葉がない分、お互いに正直でいられる気がします。たとえ私がいろいろ言ったとしても、相手は自分のペースを変えないので、私も無駄な抵抗はしません(笑)」