はるな愛のショーは「口パクはもちろんステージングがおもしろい」

マツコ・デラックスさんは同じイベントに出たりして、女装を始めた初期の頃からのお知り合いです。ミッツ・マングローブさんは留学とかもされていたので、出会ったのが遅くて26~27歳頃。それでも25年くらいの付き合いになりますね」

 多彩な女装家たちとの交流は「“なぜいままで、女装がやめられなかったのか”につながる」というニクヨさん。いったい、どういうことだろう。

「まず、イベントに出てショータイムをやる面白さがあるんです。ドラァグクイーンのショータイムといえばリップシンクといういわゆる口パクのパフォーマンスが有名なんですけど、口パク以外にもステージ上で本人になりきって動くステージングの面白さがあります。ドラァグクイーンとしてカウントするのはちょっと違うかもしれませんが、はるな愛さんのショーも口パクはもちろんステージングが面白いんですよね」

──松浦亜弥さんのパフォーマンスをリップとダンス、仕草のシンクロ表現で楽しむ“エアあやや”ですね。

「そう。はるな愛さん、口パクが合っているだけじゃなく、あややっぽいステージングの面白さがあるでしょう? 舞台での立ち振る舞いやリップのシンクロ具合を楽しむステージ、それが面白かったんです。けど、それに加えて楽屋話が面白くて」