「私なんて、家に帰ったら普通のお母さんですから」
 インタビュー中に、こう話していたのが、今回のゲスト・神楽坂恵さん。
 Iカップ巨乳で人気を博した元グラビアアイドルで、現在は女優として数々の名作映画に出演。体当たりの濡れ場も見せてきた彼女が昨年末、15年ぶりのヘアヌード写真集を発売した。
 現在、44歳。妻であり、母でもある神楽坂さんはなぜ再び脱いだのか!? さっそく、いろいろと聞いてきましたゾ!【第2回/全2回】

神楽坂恵 撮影/小島愛子

ーーさて、神楽坂さんは写真集以外にも、これまで数多くのドラマや映画でも脱いでいます。初めて濡れ場を演じたのは、09年公開の『童貞放浪記』ですよね?

「はい。すごく思い出に残っています。初めて脱ぐことになって……私、撮影に入る前、富士山に登ったんですよね。気持ちを入れようと思って」

ーーやはり相当な覚悟が必要だったんですね。抵抗はありませんでしたか?

「抵抗はなかったです。というのも、私は女優になる前、『ベティ・ブルー愛と激情の日々』というフランス映画を観て、激しい濡れ場に衝撃を受けたんですね。俳優という仕事は、ここまでさらけだすんだと。同時に憧れも抱きました。それ以来、濡れ場のある映画が好きになったんです」

ーーそうなんですね。個人的には、園子温監督の映画『恋の罪』で、神楽坂さんが鏡の前で全裸になって“いらっしゃいませ。いかがですか? 試食してみませんか? おいしいですよ”と、ひたすら叫び続けるシーンが印象に残っています。

「ウフフ。台本には、ああいったセリフは書いていなかったんですけどね。確か、“鏡の前でポーズをとる”それだけでした」

ーーじゃあ、あれはアドリブなんですか?

「いえ、いざ撮影となってから、監督が追加したんです。しかも、次に撮影するシーンの関係で、“窓から夕日が差し込んでいる時間内にあのシーンを終わらせないと!”と、みんな急いでいて(笑)。とにかく無我夢中でやりました。今思うと、最初から台本にあのセリフがあったら、事前に悩みすぎて、あんなふうにはできなかったと思います」

ーー実際、あのシーンでは鏡の前で試食販売の言葉を叫びながらポーズを決める神楽坂さんが、どんどん妖艶になっていく……。追い詰められていたからこそできたリアルな演技ですね。