現在も語り継がれるドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のキング・安藤タカシ役でスターダムに駆けあがり、映画『GO』『凶気の桜』に主演した窪塚洋介。順風満帆かと思われたが、04年にマンション9階から転落。06年からはレゲエDeejay「卍LINE」名義で音楽活動を開始。17年には映画『沈黙-サイレンス-』に出演しハリウッドデビューするなど、とにかく「CHANGE」だらけの人生を歩んできた。窪塚さんはそれぞれの場面で、いったいどんなことを考えていたのだろうかーー?
【第4回/全4回】 

窪塚洋介 撮影/初沢亜利
窪塚洋介 撮影/初沢亜利

出会いのきっかけとなったCM

 窪塚洋介さんは、出演した映画『スイート・マイホーム』を監督した齊藤工さん(42)について、「演出の仕方がとても心地よかった」と語っていた。旧知の仲だという2人。そのなれそめはCMだった。

窪塚「最初に会ったのはインディードのCMだったんですよ。それからけっこう齊藤とLINEするようになって。YouTubeの『窪塚洋介の今をよくするTV』とか、腸活の話とかに、よくレスポンスをくれていたんです。飲みに行くとかは、今回の現場でしかなかったですけど、以前から交流はありましたね」