念願だったモデルのお仕事と、ついに言えた「変身!」

――2019年からは女性ファッション誌『bis』でモデルのお仕事も始められました。

「もともとモデル志望だったんです。事務所の社長さんに『うちはモデルはやらない』と言われてすぐに途絶えた夢だったんですけど(笑)。だから『bis』のお話をいただいたときはすごく嬉しかったです。自分が一番最初にやってみたかったお仕事で、雑誌の世界観も女の子が一度は憧れるような洋服や“かわいい”がたくさん詰まっていて。『こういうの着てみたかったけど、着る勇気なかったなぁ』というお洋服をたくさん着られて、毎回楽しかったです。現場ではスタッフさんがたくさん『かわいい』って言ってくれて、モデルたちの気分を上げてくれるんです。皆さん優しくて、とても温かい現場でした」

――小宮さんは現在、特撮ドラマ『仮面ライダーアインズ withガールズリミックス』に出演されていますね。

「今までも数々の作品でお世話になった坂本浩一監督からのオファーで、坂本組からまたお声がかかるということはすごく嬉しかったですし、しっかり期待に応えたいと思いました」

――ご自身の中で、「仮面ライダー」シリーズへの思い入れはありましたか?

「もちろんです。中でも一番思い入れがあるのは、『仮面ライダー龍騎』(2002年〜2003年/テレビ朝日系)なんです。というのも、『龍騎』の劇場版のロケ地が、私の地元の『小山ゆうえんち』だったんですが、当時、そこに併設されていた映画館で劇場版を観たということと、さらに初の女性ライダーである仮面ライダーファムが登場していて『女性も変身して戦うってカッコいいな』と、子どもながらに強く印象に残りました」

──今回は敵キャラの黒川すみれを演じられましたが、心がけたポイントは?

「特撮というのは普通の映像作品とはまたひと味違って、二次元のアニメーションに近いことを求められる瞬間があると思うんです。なので、今回は実写ですが、少しアニメに近い感じで役作りをしてみようと思い、セリフ回しの抑揚のつけ方はすごく意識しましたね」

――すみれは物語の終盤で仮面ライダーファタルに変身します。実際に「変身!」と言ったときの感想は、いかがでしたか?

「嬉しかったですね。『変身!』ってセリフが言えるのは、仮面ライダーになった人だけじゃないですか。私もついに、その日が来たんだって感動しました」

つづく

小宮有紗(こみや・ありさ)
1994年2月5日、栃木県出身。2010年より芸能活動スタート。2012年、スーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)の宇佐見ヨーコ/イエローバスター役でテレビドラマ初出演。2015年、TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』(TOKYO MXほか)の黒澤ダイヤ役で声優デビュー。その他の主な作品は、舞台『炎の風景』(2025)、映画『漆黒天〜終の語り〜』(2022)など。

 小宮さんが出演したTTFCオリジナル『仮面ライダーアインズ withガールズリミックス』は 東映特撮ファンクラブで配信中!
◆公式サイトhttps://tokusatsu-fc.jp/
©東映特撮ファンクラブ ©石森プロ・東映