「自分で変わったと思うことはない」北村一輝の人生を動かした“人との巡り合わせ”
――たくさんあるとは思いますが、北村さんが「この作品、この人と出会ったことで変化になった、転機になったな」と思うことを教えてください。
「僕は子どもの頃からこの性格のままなんですよ。昔から突拍子もないことを言ったり、変なアイデアを出したりするところも変わらなくて、言いたいことも言いますから(笑)。それはグランドキャニオンに行こうが、地球の裏側に行こうが、どこに行っても僕自身は何も変わらないし、きっと小学校の同級生に会っても『昔のままだな』って言われると思います。なので、自分で自分が変わったなと思うことはあまりないんです」
――では、ご自身で仕事の流れが変わったなと思う出会いや出来事はありますか?
「やっぱり人との出会いで変わったことはいくつかあります。中でも、まず思い浮かぶのは、小林政広さんという監督と出会ったことです。僕が20代でまだバイトをしているときに小林監督と出会って、自主映画からご一緒させていただきました。
小林さんとは、仲代達矢さん主演の映画『春との旅』でもご一緒させていただいて、その後いくつか仕事が続きました。その後に、木村俊樹さんというプロデューサーと出会うんです。そこで木村さんが『ちょっと紹介するよ』と言って引き合わせてくれたのが、三池崇史監督でした」