2021年のデビュー以来、長澤まさみさん、のんさん、黒島結菜さんらを輩出した『カルピスウォーター』第14代イメージキャラクターなどを経て確実にステップアップし続け、いま最も注目されている若手俳優の一人である當真あみさん。弱冠19歳、人生まだこれからの彼女の“CHANGE”に触れてみた。【第2回/全6回】

當真あみ 撮影/有坂政晴

 一通の手紙が奇跡を起こす映画『人はなぜラブレターを書くのか』。當真さん演じる高校生時代のナズナの初恋相手にして、物語のキーとなるボクシングの世界チャンピオンを目指す富久信介を演じたのは細田佳央太さんだ。2人は以前にも共演歴があり──。

「細田さんとは今回が2回目で、とても安心感がありましたね。前回はNHK大河『どうする家康』のきょうだい役で、私が妹の亀姫役、細田さんは徳川信康役でご一緒させていただきました」

 しかし今作では、劇中で2人が会話をするシーンは一度もない。

「そういう役の時って、現場でも話しづらいというか、距離感とかも結構難しいんですよ。でも、細田さんは以前お会いしたことがあり、しかもその時は『休みの日は何しているんですか』と話し掛けてくださったんです。
 私が『アニメを観ているんです』と返すと、『どういうの観ているんですか?』と返してくださる……みたいな会話だったので、今回お芝居をする上でも、難しい距離感というより、気持ち的にゆったりできましたね」