1980年代後半から1990年代にかけて、爆発的な人気を誇ったスーパーアイドルグループに在籍した佐藤寛之さんと山本淳一さん。ソロで活動を始めてからも、ずっと交流を持ち続け、2023年には『ふたつの風』を結成。固い絆で結ばれ、今年はビルボードライブという格式あるステージに立つ。時代にセンセーションを巻き起こした2人にとって、人生最大の“THE CHANGE”とは、いったい何か?【第2回/全9回】

山本淳一・佐藤寛之

 佐藤さんからの電話が“THE CHANGE”だったと語り、重ねて感謝を述べた山本さん。その佐藤さんは、どんな思いで1本の電話を入れたのだろうか。

佐藤「ずっと連絡を取り合っていたんですが、ちょうど1年くらい間が空いたことがあったので、やっぱり……気になるじゃないですか」

山本「うん。四国にいたころはお手伝いしてもらったりもしたんですが、プライベートで深い話をすることはそれほど多くなくて。けど、東京に戻ってきたことをヒロくんに伝えたいと思ったし、ヒロくんもそれを歓迎してくれたのかなって感じました」

佐藤「(にっこりと笑いながら)『先輩のステージを見に行こうよ』って誘うこと自体は、普通のことだと思うんですよ。一緒に仕事もしてきましたし。パッタリ1年くらい連絡が途絶えたときも心配はしていたし、一緒に行けたらいいなって思うのは当たり前ですよね」

山本「(感謝を伝えるように頭を下げながら)つまりは、僕の気持ちの問題だったんですよね。時間も空いていたから、先輩のステージを観に行くというごくごく普通のことを、すごく重く感じてしまっていたんだと思います」