1980年代後半から1990年代にかけて、爆発的な人気を誇ったスーパーアイドルグループに在籍した佐藤寛之さんと山本淳一さん。ソロで活動を始めてからも、ずっと交流を持ち続け、2023年には『ふたつの風』を結成。固い絆で結ばれ、今年はビルボードライブという格式あるステージに立つ。時代にセンセーションを巻き起こした2人にとって、人生最大の“THE CHANGE”とは、いったい何か?【第4回/全9回】

山本淳一・佐藤寛之

 ソロとして活動する中でも、先輩方のステージを定期的に観ていたという佐藤さん。それでも、山本さんと一緒に観た植草克秀さん・近藤真彦さんのステージは“大きなTHE CHANGE”になったという。

佐藤「山本と一緒に先輩方のステージを見させていただいて、“自分も準備してファンの方々により良いパフォーマンスを届けなきゃいけない年齢になったんだ”と、つくづく感じました。僕にとって、“学び”という大きなTHE CHANGEでした」

 いまはどうしているのかと聞くと、「気づきを糧に、食事に気を配ったり、回復のためのトレーニングに勤しんでいます」と、佐藤さんは表情を輝かせた。

佐藤「新しい段階に入ったような面白さ、楽しみを感じています。自分がこれだけ頑張ってトレーニングしたことが、ステージでどう表現できるだろうかと思うとワクワクしますね。昨年末の『NHK紅白歌合戦』での矢沢永吉さん、メチャメチャかっこよかったじゃないですか。また、松田聖子さんはトリを務められましたよね。
 僕らよりも年上の方々が、多くの人を魅了しているんです。僕らもステージに立つ以上は、見てくださった方々に同じような気持ちを味わってもらいたいし、そうする責任があると思うんです。こんな基本的なことなのに、周りに誰も居なくなってしまったから、自分で感じ取るしかなくて……。だから、時間はかかった分、今後の自分が楽しみなんです」