「自分の感性や感覚をいちばんに信じて」

 でも自分の感性や感覚をいちばんに信じて、何かの判断材料にするというのは、絶対に変わっていない部分だなと思います。たとえば、ふだんのスタイリングとかMVのビジュアルなども自分で決めるので。迷っても、自分のいいなと思うことを基準に判断すると、後悔なく決められるので。これは小学生のころ、お仕事を始めたときからたぶん、変わってないですね」

 年齢を重ねるなかで、何を基準にすればいいのか迷ったこともあった。

「小学生のときはそれをあまり考えずに出来ていたとは思うんですけど……いろいろ経験すると考えることが増えてしまうので、制約がある中でなにかを選んだりする場面で、出来るだけそのときの気持ちを忘れずに、“自分が好きだと思ったらそうする”というのは決めています」

 自分自身の「好き」、感性を信じて行動し続ける。まっすぐな瞳からは、甲田さんが夢を叶え続けてきた理由が伝わってきた。

※ローリン・ヒル:アメリカのR&Bの歌手で、ラッパー。ヒップホップグループ『フージーズ』のメンバー。俳優として『天使にラブ・ソングを2』に出演。98年のアルバム『ミスエデュケーション』で99年第41回グラミー賞で5部門を受賞。

甲田まひる(こうだ・まひる)
2001年5月24日生。シンガーソングライター、ジャズピアニスト、俳優、ファッショニスタとして活躍。ジャズピアニストとして18年『PLANKTON』、シンガーソングライターとして21年『California』でメジャーデビューを果たした。

「チェンソーマン」ザ・ステージ
9月16日(土)~10月1日(日)
天王洲 銀河劇場
10月6日(金)~10月9日(月・祝)
京都劇場