現実のすべてが表現領域になるからこそ「他人に優しく」
一方、現実世界の第四境界は、藤澤さんが率いる「ストーリーノート」と「株式会社マレ」の合同チームだ。
「世の中にまだないメディアに向けて物語を作るということは、現実のすべてが表現領域になり得るということです。僕たちモノを作る人間は『良いものができればそれでいい』という傲慢な思考に陥りやすい。でも、それは錯覚です。ちゃんと人に届けることを緻密に考えなければならない。そこはマレの皆さんが猛烈に知恵を絞ってくれています。クリエイティブとパブリッシュは車の両輪。だからこそ僕は常に『他人と仕事がしやすい人でいなさい。常に笑っていなさい』とスタッフに言っています。その心構えがないと、モノを作るスタート地点にすら立てませんから」