赤井「僕、ツイッターっていうのはどこにあるかわからんもんですから」

佳子「取材を赤井が受けるじゃないですか。で、こういうことを言うんですよ。そうすると、なんかいい話ですね、みたいになるんですが、私としては、違うじゃん、って思うんですけど、言う場所がなかった。

 子どものこと、子育てに関しても、赤井が聞かれたことに答えるじゃないですか。全然そうじゃない。

 自分の分析ができないんですよ。私ってこうだ、僕ってこうだって、あるじゃないですか。それがまったくできない。一応答えなきゃいけないから、なんとなく、みんなからの反応がよかったやつを繰り返して言ってるうちに、だんだんいい感じに」

ーーブラッシュアップされていくわけですね。

佳子「私から見るとそうなんですね。だから、こうやって並んで、いやそうじゃないじゃん、って言えるのはいい機会というか、ありがたいです。

 今日の質問事項の中にありましたけど、なんでツイッターが面白いのかって言ったら、あれが、私から見た愛情を持って分析した赤井のホントの姿。ずーっと赤井はああだった。

 ただ、きっと、あのおもしろさは赤井にはわかんないですよ」

 佳子さんの「赤井の嫁 佳子」のツイッターアカウントは、2023年12月の時点で、41万人を超えるフォロワーがいる。

 ダジャレを言う赤井さん、ドラマの現場で踊る赤井さん、子どもと電話する赤井さん、といった日常の姿を写真、動画で投稿するのが主だが、どの投稿もすぐ、数十万のインプレッションを獲得する。

ーー赤井さんご自身の姿が投稿されて、いかがですか。

 赤井「いや、別に、普段の状態みたいな。

  その僕、ツイッターっていうのはどこにあるかわからんもんですから、見たことないんですよ。『赤井図鑑』という本ができて(※2021年・扶桑社。あまりの人気にツイートの写真、内容をまとめた書籍が出版された)、あ、こういうのを載せてたんや、って初めて知って。それ以降のやつは、まったく見たことがありません」