初舞台は小学4年生。俳優・小関裕太の活躍は、ミュージカル、舞台、ドラマ、映画、MCと幅広い。28歳となった現在、その言葉は豊かで彩りに満ちているが、実は「話すのが下手で苦手だった」という。小関さんにとってのTHE CHANGEとはなんだったのかーー。【第4回/全5回】

小関裕太 撮影/冨田望

 取材者が「妻が小関さんが人類の中で一番好きだと言ってます」と告げると、間髪入れずに「人類の中で?すごい、嬉しい」と切り返してくれる。小関さんの会話のテンポは、とにかくすばらしい。

ーーいろいろ好きだと言われることがあると思いますが、どう言われるのがいちばんうれしいんですか?

「いろんな入り口から応援してくださる方がいます。ずっとお芝居で過ごしてきて、ドラマ、映画、CM、舞台を見ましたっていう方が多い中で、印象に残っているのは、NHKで放送していたイタリア語の番組をあげてくれたが方いらっしゃったんです。

 実際に現地に行って、イタリア語を学んでいくという実践型の番組で、2019年から20年の担当を任されたんですが、その後、コロナ禍に入ってしまい、現地に行くことができなくなってしまった。その間は僕の出演していたVTRを放送して、こういう時はこういう風に喋る、というのを学んでいく番組に変わったんですよね。その番組を見て好きになりました、っていう方もいらっしゃいました。

 作品は見たことないけどブログで好きになりました、ブログをきっかけにドラマを見ましたとか、バラエティ番組を見て、っていう方も多いですね」