唐田えりかと芋生悠はともに1997年生まれ。高校時代に芸能活動に興味をもち、若手女優として地道に出演を重ねてきた。実は10代のころから友人というふたりに、人生における転機、「THE CHANGE」について聞いた。【第4回/全4回】
唐田えりかさんと芋生悠さんに「経験する前後で自分が“変わった”と思うこと」を質問すると、芋生さんが「私はやっぱり、絵との出会いです」と即答。いったいどういうことなのか。
芋生「学校にも行けなくなってしまいそうなときに、授業で絵を描くことに出会いました。“自分が絵を描ける”なんていうのも知らなくて。でも、絵を描いてみたら、“あれ? 割と好きかもしれない”って思い始めて。それから、教室に行かずに美術室で先生と2人でお茶しながらずっと絵を描いてたんです。
それで“もう高校決めなきゃいけない時期になり、絵を描けるんだったら“美術系の高校に行こう”と思って選びました。だから、すごく救われてて。高校に行って、本当に絵のおかげで“表現すること”に興味を持ったので、お芝居にも繋がっていきました。
いろんな面で救われるし、今もちょくちょく描いています。ちょっともやもやしたときに絵を描くとすごく全部すっきりするし、いつでも救ってくれるから絵はすごい大きいですね」