パーソナリティが生かされたドラマ
「ドラマが大好きな元芸能マネージャー、という役だから、いかにドラマネタを盛り込むかということを、プロデューサーや演出家の方とずっと話していますね」
ーー出演者とスタッフが一丸となって楽しんで作っているんだろうなと感じられるドラマです。村川さんは大阪出身ですが、怒ると関西弁になったりして、素の一面が見られるようで楽しいです。
「それぞれのパーソナリティが生かされていますね。美術もすごいんですよ。私のウィキペディアに『好物は餃子』と載っているんですが、私の役のデスクに、餃子型のポーチがおいてあったりする。法律事務所の中でいちばん若いパラリーガル役の日向亘くんはルービックキューブが特技なんですが、周辺にルービックキューブがいっぱい置いてあったり」
ーー細かいですね!
「だから役作りをするというより、みんなが自分自身を楽しんでやっている、という感じです」
雰囲気の良さが伝わる現場では、苦労人弁護士役の松尾諭さんが「ムードメーカーで話を盛り上げてくれる」といい、“手がかかる”クセのある天才新人弁護士役の平手友梨奈さんは「お人形さんのようで、見惚れそうなほどかわいくて…あまり見つめたら気持ち悪いかな、と思いながら(笑)」と語る。