身にまとうのは黒パン1枚。あとは奇声と表情を武器に爆笑をさらうーー。一度見たら忘れられない強烈なインパクトを誇る芸人・ハリウッドザコシショウ。いまや賞レース審査員を務めるほどだが、そこに至るまでには数多くの「THE CHANGE」があったーー。【第5回/全6回】

ハリウッドザコシショウ 撮影/冨田望

 2023年に芸歴30年を迎え、2024年には50歳になるザコシショウさん。ひとりの人間として、そして芸人としての節目を迎える今、どんなことを思っているのか。

「引退は考えていないです。体が動く限り、芸人を続けます。ただ、体がだるだるになって、みっともない感じになっちゃったら、やめるかも。裸で映える身体じゃないと、ネタがウケない。
 舞台で動き回っている芸人が、お客さんに“お尻が垂れてるな”なんて思われたら、笑いにならないでしょ。だから、今の体型を維持するための努力をしてます。ウォーキングとか、食事制限とかしたり」 

――引退しないという考えは、誰かの影響で?

「いえ。僕は『R-1ぐらんぷり』で優勝してからがスタートだと思っていて、それ以前も芸人はやっていましたけど、全然売れてなかったし、プロっていえるような生活じゃなかったですから。それを考えると、優勝してからまだ8年しか経ってないでしょ?もっともっと続けたいじゃないですか。だから、引退なんか考えたくないんです」