父は村長。自身は衆議院議員という国政の舞台に上がり、16年には第二次安倍政権下で総務大臣政務官を務めた金子恵美さん。15年には同じく衆議院議員の宮崎謙介と結婚し、宮崎の育休宣言も話題になった。しかし、その後に、宮崎の「文春砲」でのスキャンダルが発覚。夫は議員辞職、本人は17年に落選と激動の日々。それでもその後はコメンテーターとして活動を続け、夫とテレビで共演する姿を目にすることも多い。“別れない”という決断にも、周囲からの批判があったという。
 そんな金子さんの「THE CHANGE」、重要な変化とはなんだったのか。それを経て彼女はどう変わったのかーー。

撮影/西 優紀美

 男性国会議員としては初となる育児休業を宣言し、話題を呼んだ宮崎謙介(42)。そんな最中、宮崎を襲ったのは16年2月18日号の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた不倫報道だ。

 妊娠直後に夫・宮崎謙介の口から“不倫報告”を伝えられた金子さん。『週刊文春』がその事実を報じた5日後の16年2月16日に宮崎謙介は自ら、議員辞職の道を選ぶ。妻の妊娠中に夫が犯した大罪。

 周囲も2人の関係性が変化することを危惧したが、そうはならなかった。