ーーこれまでのお仕事でここまで役作りされたことはあったんですか?
「なくはなかったけど、今回が一番かな。若い頃にドラマ『四季・奈津子』(TBS系・1980年)で、原作に合わせて髪をバサッと切ったことがありました。当時、シャンプーのCMに出ていたので、スポンサーから“なんで切ったんですか⁉”ってガンガン非難されましたね(笑)」
新型コロナで退院直後も現場に酸素ボンベ持参で撮影
ーー今回は、所作ももっさりして、「おばあちゃん」の雰囲気が出ていましたね。
「体重をちょっと増やして、動くときは背中を曲げながらやるようにしました。孫に、“広い茶畑や工場を、もう僕らが引き継がなきゃ”って思わせるようにしないといけないので、元気溌剌でシャキーンとしたおばさんじゃダメだったんですよ」
ーー新型コロナで退院直後では、実際、撮影は大変じゃなかったんですか。
「現場には酸素ボンベを持って行って、本番のときだけ外していました」
ーーまさに命懸けだったんですね。
「いやいや。ま、そんなふうに書きたいんでしょうけど、私はそんなこと言わないよー(笑)。でも、絶対やりとげたかったのは事実ですね」
👵真中初枝
— 映画「風の奏の君へ」公式【6/7新宿ピカデリー他公開🌿】 (@kazeno_kanade) April 25, 2024
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as #池上季実子
渓哉と淳也兄弟を優しく見守る祖母。#風の奏の君へ🌱6.7 pic.twitter.com/Axcjos1NRm